インフルエンザ×湿度| 職場の感染症対策で保つべき適正湿度とは

インフルエンザと湿度の関係 │ 職場の感染症対策で保つべき適正湿度とは

職場環境の感染症対策をお考えのご担当者さまへ。 冬場に流行するインフルエンザなどの感染症対策として、「職場に加湿器を導入すべきか?」とお悩みではないでしょうか。 結論からお伝えすると、加湿器そのものがウイルスを除去するわけではありません。しかし、加湿器を用いて室内を適切な湿度(50~60%)に保つことは、厚生労働省が推奨する感染症対策の一つです。 ただ、職場環境は建物の構造や空調設備により安定して湿度50~60%を維持するのは非常に困難です。 そこで本記事では、湿度とウイルスの関係をはじめ、職場環境で適正湿度を保つことが難しい理由、広い空間でもしっかり加湿できる業務用加湿器の選び方などについてわかりやすく解説します。 ぜひ、御社の感染症対策にお役立てください。

湿度とウイルスの関係 │ 感染症対策で「湿度50~60%」が目安とされる理由

「湿度50~60%」が目安とされる背景には、ウイルスの生存特性や人体の防御機能といった明確な根拠があります。その根拠となる理由について解説します。

低湿度ではウイルスを含む飛沫が乾いて浮遊しやすくなる

室内の空気が乾燥していると、せきやくしゃみ、会話によって放出された飛沫の水分が蒸発します。水分を失って軽くなった飛沫は、空気中を長時間漂い続け、気流に乗って遠くまで拡散しやすくなります。

空気中の飛沫の動きの違い

さらに、ウイルスは温度と湿度で生存率が異なることが報告されています。それを示したのが、イギリスの研究者・G.J.ハーパー(※1)による実験でした。

温度7~8℃・湿度23~25%の環境下でインフルエンザウイルスを噴霧したところ、6時間後のウイルス生存率は63%でした。しかし、湿度を51%に上げると42%に減少しました。

また、オフィスの環境に近い温度20.5~24.0℃の場合、湿度を50~51%にすると4.2%という結果にもなりました。

以上により、室内の湿度を50~60%に保つ環境づくりは、飛沫の飛散やウイルスの活動を抑えやすくする目安とされています。

※1:G.J. Harper (1961) Airborne micro-organisms: survival tests with four viruses, 479–486.

乾燥は働く人にも影響する

オフィス空間が乾燥すると、喉や鼻の粘膜の防御機能が低下します。その結果、オフィス内で「喉の痛み」「鼻のムズムズ」といった不快感を訴える従業員が増加し、業務の進行に影響を及ぼすことがあります。

実際に、オフィス内の湿度低下による従業員の体調不良への対策として、当社にご相談いただいた事例もあります。

公的機関が示す湿度の目安

感染症対策と労働環境の観点から、室内における湿度の基準が以下のとおり定められています。

湿度が70%を超えると、結露によるカビや、ダニが繁殖しやすくなり、衛生環境の悪化を招くおそれがあります。これらの繁殖を抑え、かつウイルスの活動を抑えるために、実務上の数値目標は40~60%が目安とされています。

基準元

湿度の基準値

記載内容・理由

厚生労働省(※2)

令和8年度冬季 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A

50~60%

空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、急性呼吸器感染症にかかりやすくなる。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的。

事務所衛生基準規則(※3)

40%以上70%以下

事業者は、空気調和設備を設けている場合は、室の気温が18度以上28度以下及び相対湿度が40%以上70%以下になるように努めなければならない。

事務所衛生基準規則について詳しくはこちら

職場・施設が湿度管理に取り組むべき3つの理由

職場や施設の湿度管理は、従業員やゲストへの感染症対策となるだけでなく、感染症の流行による業務停止の回避など、経営上の観点からも優先度の高い課題です。ここでは、その具体的な理由について解説します。

1人の欠勤が業務に影響する現場がある

少人数で運営している職場や、短い工期で進行している現場では、感染症による1人の欠勤が納期の遅れ、ひいては売上の減少につながることがあります。

例えば、工期が限られているため、作業員に欠員が出ないよう、ウイルス感染対策として加湿器を導入したケースがありました。

このように、職場の湿度管理は「福利厚生」や「快適さの追求」だけにとどまらず、事業を滞りなく進めるための「事業継続計画(BCP)」の一環でもあるのです。

人が集まる・出入りが多い施設ほど環境整備が問われる

不特定多数の人々が多く集まったり、頻繁に出入りしたりする環境ほど、その場所を安心して訪れてもらうためには、感染リスクへのより一層な配慮が必要です。実際、さまざまな現場で加湿器を使った湿度管理が行われています。

それぞれの現場でどのような機種を選んだかは、後半の「【事例】介護施設・フィットネスジム・建設現場での導入例」で紹介します。

冬の職場は暖房で湿度20~30%台になりやすい

空気には、温度が上がると抱え込める水分量が増える性質があります。しかし、暖房をつけて温度だけ上げても、空気中の水分量は変わりません。むしろ温度の上昇によって抱え込める水分の総量だけが増えて、「湿度が低下=乾燥状態」になります。

暖房で「湿度」が下がる仕組みについて詳しくはこちら

オフィスや施設はセントラル空調により一括管理されているケースが多く、個別で温度を調整することは困難です。加えて、換気システムにより絶えまなく乾燥した外気も取り込まれます。何かしらの対策を行わない状態では、オフィスや施設の湿度が20~30%台まで低下することも珍しくありません。

まずは、オフィス・施設内に湿度計を設置し、自社の環境が実際にどの程度乾燥しているか「現状を正確に把握すること」から始めましょう。

職場で「適正湿度を維持し続ける」のが難しい理由 │ 家庭との違い

「乾燥対策をしても湿度50~60%を維持するのが難しい」と感じたことはないでしょうか?その理由は、家庭と職場における「空間の条件」が異なるためです。ここでは、職場で適正湿度を維持し続けるのが困難な4つの要因と、職場特有の運用上の課題について解説します。

湿度の目安はわかっていても適湿度を維持できない4つの要因

自宅では十分に効果を発揮していた加湿器であっても、職場では同じように湿度が上がらないケースが多々あります。これは加湿器自体の性能不足というより、家庭と職場における空間の諸条件が大きく異なっていることが理由です。

家庭と職場の環境条件の違いは、以下の4点に整理できます。

比較項目

家庭

職場

職場の湿度維持が困難な理由

容積
天井高

・各居室が仕切られた比較的小さな空間。

・天井高は2.4m程度。

・遮るものがない大空間。

・天井高は2.5~2.8m程度が一般的、近年では3.0m程度の物件もある。

空間の容積が、職場は家庭の数倍以上にもなり、必要な加湿量が大幅に増える。

換気
人の出入り

・換気設備は小規模で、必要に応じて稼働。

・人の出入りは、基本家族のみ。

・ビル管理法により、1人あたり「毎時30㎥」の換気が求められている。

・多くの人が頻繁に出入りする。

外から取り込む乾いた空気の量が多く、加湿した空気がすぐさま外へ排出される。

暖房の稼働時間

在室時のみ断続的に稼働。

業務時間中、連続稼働。

空間が1日中暖められ続けるため、湿度が下がる。

水蒸気の発生源

キッチン、浴室、洗面所など、生活における水蒸気発生源が豊富。

給湯室などが隔離されており、執務エリア内には人の呼気以外の水蒸気発生源がほぼ皆無。

水場が少なく、自然な加湿効果を期待できない。

このように、職場は「乾いた空気が大量に入り、暖房でさらに乾燥し、水蒸気の発生源がほぼ皆無」という条件下にあります。そのため、家庭で使用していた加湿器では十分な湿度を保つことができません。

小型加湿器を多数置く運用の落とし穴

「ひとまず、デスクごと、部屋ごとに小型加湿器を複数台置いてみよう」と考える方が少なくありません。その場合、環境条件と加湿能力が合えば、小型加湿器も有効に機能します。

小型加湿器のイメージ写真

しかし、一定の広さがあるオフィスに小型加湿器を複数台配置すると、以下のような実務上の落とし穴に直面しがちです。

給水作業の負担

小型加湿器はタンク容量が小さいため、1日に複数回の給水が必要になります。台数が増えるほど、その負担は大きくなり、通常業務に影響をきたす可能性があります。

メンテナンスの負担による稼働率の低下

設置台数分のタンク洗浄が追いつかず、カビや雑菌の飛散を避けるため、徐々に稼働率が落ちてしまうケースがあります。

フロア全体の湿度が上がらない

小型加湿器はデスク周辺を潤しても、強力な暖房と換気で加湿能力が追いつかないケースが少なくありません。空間全体は依然として湿度40%に届かないという結果になる場合があります。

加湿器の衛生管理を怠ると逆効果になり得る

オフィスに加湿器を設置する際、加湿能力と同様に考慮しなければならないのが、「衛生面」です。

タンク内に数日間水を入れたまま放置したり、フィルターの清掃を怠ったりすると、内部にカビや雑菌が繁殖します。これらがミストとともに室内に飛散すると、健康被害を引き起こす危険性があります。

オフィスに設置する加湿器を選ぶときは、「給水・メンテナンスがしやすく衛生性を保ちやすい機種」を選ぶこと、そして「誰が・いつ給水・清掃を行うか」という日々の管理体制もセットで検討することが重要です。

職場の感染症対策として業務用加湿器を選ぶ3つのポイント

職場の乾燥対策には、環境条件に合致した「業務用加湿器」の導入が有効です。しかし、ただ大型の機器を導入すればよいわけではありません。適切な機器を選ぶためには、「加湿能力」「衛生性・安全性」「運用負荷」の3つのポイントを押さえる必要があります。

ポイント①:目標湿度を維持できる加湿能力

職場の感染対策として、湿度50~60%を維持するには、空間の広さや換気量などに見合った「加湿能力(1時間あたりに空気中へ放出できる水分量/mL/h)」を備えた機器を選びましょう。

以下に、機器ごとの加湿能力と適用範囲の違いをまとめました。

比較項目

卓上・小型加湿器

家庭用加湿器

業務用加湿器

加湿能力(目安)

200~300mL/h

500~1,000mL/h

1,500mL/h

2,400mL/h

適用畳数(目安)

木造和室:3~5畳

プレハブ洋室:6~8畳

木造和室:8.5~17畳

プレハブ洋室:14~28畳

木造和室:~25畳

プレハブ洋室:~42畳

木造和室:~39畳

プレハブ洋室:67畳

フロア全体の湿度を50~60%に保てるか

×

(デスク周りなど局所的)

×

(一般的なオフィスでは加湿能力不足)

◎

(目標湿度を維持できる)

ただし、人の出入りが多くドアの開閉頻度が高い・換気設備が常時稼働しているオフィスは、乾燥した外気が絶えず入り込みます。そのような環境の場合は、「実際の広さよりもひと回り大きい適用畳数の機種」を選ぶことで、目標湿度を保ちやすいでしょう。

過去に、オフィスのレイアウトや空調機器の空気孔の位置などに合わせて加湿能力が異なる機種を組み合わせて提案させていただきました。結果、フロア全体の加湿ムラを解消することができました。

家庭用と業務用の違いについて詳しくはこちら

ポイント②:多人数が共有する空間での衛生への配慮

不特定多数の人々が過ごすオフィスに業務用加湿器を設置する際は、十分な加湿能力はもちろんのこと、「安全で衛生的」であることが重要です。

そこで、エイトレントが取り扱う業務用加湿器は、「ハイブリッド式(気化式×温風)」を採用しています。

業務用加湿器の写真

その理由は、主に以下の3点にあります。

吹出口が熱くならないため、やけどの心配が少ない

ハイブリッド式は、吹出口が熱くなったり、高温のスチームが吹き出したりすることがありません。人が頻繁に行き交う動線付近に加湿器を設置しても、やけどの心配が少ないと言えます。

湯気や霧が出ないため、書類やPCを濡らさない

ハイブリッド式は、水を含んだフィルターに温風を当て、微細な水蒸気を放出して空間を潤します。そのため、吹出口の周辺や床が濡れる心配がありません。デスク上の書類やパソコンなどの精密機器の近くに設置しても安心して使用できます。

トリプル抗菌で清潔さをキープ

エイトレントが取り扱うハイブリッド式は、「抗菌トレイ」「抗菌気化フィルター」「抗菌エアフィルター」を備えているため、カビや雑菌の繁殖を抑えやすいのが特徴です。スチーム式のように水を加熱しなくても、クリーンさを保つことができます。

加湿方式の違いについて詳しくはこちら

ポイント③:現場の手間を増やさない仕様

どんなに加湿能力が高く、安全で衛生的な加湿器であっても、日々の運用に手間がかかると、従業員の負担となり継続的な稼働が難しくなります。エイトレントが取り扱うハイブリッド式には、現場の手間を増やさないための設計が施されています。

大容量12Lタンクで給水負担を軽減

12Lのタンクを搭載しています。6Lタンクが2つに分かれているため、腕力に自信がない方でも持ち運びやすく、給水作業をスムーズに行えます。

長時間の連続運転が可能

ハイブリッド式は、標準モードで約5~8時間、静音/ECOモードなら約7~10時間の連続運転が可能です(室温20℃・湿度30%の場合)。業務時間中に何度も給水作業を行う必要はありません。

静音設計で業務や会話の邪魔をしない

静音運転時の最小稼働音はわずか15~17dBと、木の葉が触れ合う音よりも静かです。通話中や会議の場でも稼働音が気になるということがありません。

壁にピタッと付けて設置が可能

ハイブリッド式は吸気口がサイドにあるため、壁際にぴったりと設置できます。そのため、オフィス内に置いても歩行の妨げになりにくく、すっきりとレイアウトできます。

簡易チェックリスト│加湿器・湿度管理に活用

職場の加湿器運用をスムーズに行うための「加湿器・湿度管理 簡易チェックリスト」と「デイリー記録表」を作成しました。ぜひご活用ください。

加湿器・湿度管理 簡易チェックリスト

加湿器・湿度管理の簡易チェックリスト

デイリー記録表

デイリー記録表のイメージ

【事例】介護施設・フィットネスジム・建設現場での導入例

介護施設

感染症リスクが高い利用者が集まる広い空間をしっかり加湿するため、広さに応じた機種を15台提案しました。

それらをエントランス、機能訓練ルーム、談話室、事務室など、人が集まる場所に分散配置しました。吹出口の向きに配慮して設置したため、利用者に直接風が当たることもなく、空気の加湿と循環を実現。冬の感染症対策に大いに活躍しているとの声をいただきました。

フィットネスジム

ジム内にはさまざまなフィットネスマシンを置いています。利用者の動線を妨げないためにも、1台で広範囲を素早く加湿できる機種を導入したいとのリクエストがありました。

そこで、広い空間向けの機種を1台採用。十分な湿度を実感いただいています。

建設現場

建設現場の仮設事務所は、冬になると空気の乾燥に加え、砂埃で喉の不調を訴える従業員が多数いました。特に空気の乾燥は、喉などの粘膜の防御機能が低下するため、仮設事務所内の各部屋をムラなく加湿したいとのことでした。

それぞれの部屋の広さに応じた機種の選定と設置台数を提案したところ、広いデスクフロアには業務用の大型機、コンパクトな所長室などには家庭用を選定いただきました。

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業種・シーン別 │ 職場の湿度管理で押さえるポイントと導入方法

乾燥対策が必要なのは、一般的なオフィスだけではありません。人の出入りが多い商業施設、厳格な衛生管理が求められる介護施設、外気の影響を直接受ける建設現場など、業種やシーンによって湿度管理のポイントは異なります。

【業種・シーン別】加湿器選びで押さえるべきところ

それぞれの業種・シーンに応じた湿度管理のポイントおよび注意点は以下のとおりです。

業種・シーン

湿度管理の特徴

加湿器選びでの注意点

オフィス

暖房と換気の常時稼働により、慢性的に乾燥しやすい。

結露や水滴でパソコンや書類を濡らさないハイブリッド式や気化式を選定。会議や業務を妨げない静音性も必須。

工場・倉庫

天井が高く、空間容積が膨大。シャッターの開閉により外気の乾いた空気が頻繁に流入する。

人が滞在する「詰所」や「休憩所」などのエリアに限定して加湿器を設置する。

介護・医療施設

高齢者や療養者など、感染時の重症化リスクが高い利用者が集まる。

やけどの心配が少なく、抗菌設計を備えた衛生性の高い機種を選定する。

教育施設(保育園・学校)

多数の児童・生徒が密集。冬場は受験を控えているため、感染対策の重要度が増す。

ドアの開閉や換気を考慮し、教室の面積よりもひと回り大きな適用畳数を選ぶ。給水頻度を減らせる大容量タンクも必須。

商業施設

不特定多数の人々が頻繁に出入りする。

水蒸気などで周囲を濡らさず、床面が滑らない安全な加湿方式を選ぶことが重要。

建設現場・仮設事務所

プレハブ構造のため、断熱性が低く、暖房稼働時は非常に乾燥する。

断熱性の低さを考慮し、加湿能力の高い機種を選ぶこと。給水作業に追われない大容量タンクも不可欠。

流行期の3~4か月だけ加湿器を導入するなら、レンタルという選択

加湿器の稼働が本格化するのは、インフルエンザなどの流行期にあたる「12月~翌年2月」の約3~4か月です。しかし、加湿器を購入して自社保有すると、オフシーズンは「保管スペースの確保」と「フィルター交換などのメンテナンス」が必要です。さらに、来シーズンに向けて台数や機種を見直すとなったら、コスト的にも大きな負担となります。

そこで有効なのが「レンタル」という選択肢です。

レンタルには以下のメリットがあります。

  • 月額5,950円~
  • 料金に「保守費用」が含まれている
  • レンタル料は経費として処理できるケースが多い

まずは今冬の1シーズンだけ「レンタル」で試してみてはいかがでしょうか。

また、レンタル期間は1日単位で調整できるため、工事期間時の拠点である仮設事務所や、期間限定の特設会場への導入にも最適です。

必要なものを、必要なときだけ使える「レンタル」をぜひご検討ください。

導入までの流れ

ご相談からシーズン終了後の回収までの流れは以下のとおりです。

業務用加湿器 レンタルサービスの流れ

また、ご相談時に以下の情報もお教えください。御社の環境に最適なプランをスムーズにご案内できます。

ご相談時にあるとスムーズな確認リスト

  • 施設の種類
  • 部屋の数
  • 各部屋の広さ
  • 天井の高さ
  • 職場内に常駐している従業員の人数
  • 加湿器の使用期間

よくあるご質問

Q1. 加湿器だけで風邪・インフルエンザは防げますか?

加湿器を設置するだけで、感染症を防ぐことはできません。

厚生労働省「令和8年度冬季 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A」の「Q14 急性呼吸器感染症にかからないためにはどうすればよいですか?」の回答では、感染症予防対策の基本は、「外出後の手洗い等」「十分な休養とバランスのとれた栄養摂取」「人混みや繁華街への外出を控える」「室内ではこまめに換気する」、そして加湿器などを使った「適度な湿度の保持」も有効とされています。

Q2. 職場の湿度は何%を目標にすればいい?

職場の管理目標としては、実務上「40~60%」、特にインフルエンザ等の感染症対策を強化する期間は「50~60%」を目安とすることをおすすめします。

Q3. 湿度計はどこに何台置くと正しく測定できますか?

正確な湿度を測定するには、湿度計を「床から1~1.5mの高さ」かつ「フロアの中央付近」に設置するのが基本です。

設置数については、壁などで仕切られた部屋(会議室、休憩室など)ごとに最低でも1台。見通しのよい大フロアであれば、広さに応じて中央付近、外気や暖房の影響を受けにくいエリアに複数台配置するのが理想です。

ただし、以下の場所は誤測定の原因となるため避けましょう。

  • 床に近い場所:冷気が溜まりやすく、湿度が高く表示されやすい
  • 窓際:外気の影響を受けやすく、結露や冷気で正確な湿度を測れない
  • 加湿器の近く:水蒸気やミストが直接当たるため、室内の湿度を反映できない
  • エアコンの風が直接当たる場所:温風により局所的に極端な乾燥状態を示す

Q4. 加湿しすぎのリスクはありますか?

室内の湿度が70%を超えると、窓サッシや壁面に結露が発生しやすくなり、カビやダニが繁殖するリスクがあります。

ただし、現在の業務用加湿器には、高精度の湿度センサーが搭載されています。あらかじめ設定した目標湿度に達すると、自動で加湿量をセーブしたり、一時停止したりする「自動運転機能」が備わっています。この機能によって過度な加湿を防ぎ、窓ガラスの結露や壁面のカビ発生を抑えながら、適正な湿度を保ちます。

Q5. 加湿器は何㎡に何台必要ですか?

加湿器の必要台数は、床面積だけでなく天井高や換気状況などによって決まります。一般的なオフィス環境における設置台数の目安は以下のとおりです。

空間の広さ

加湿能力と台数の目安

~30㎡

900~1,500mL/h前後を1台

~100㎡

1,500~2,400mL/h前後を1台

100㎡超+天井高

5,000mL/hを1台~複数台

御社での判断が難しい場合は、お気軽に無料相談窓口へお問い合わせください。御社のオフィス環境をもとに最適なプランをご案内します。

まとめ

職場の湿度を50~60%に保つ環境づくりは、公的機関が推奨する感染症対策の1つです。加湿器はそのための手段です。

しかし職場環境は、広さ・換気・暖房により湿度50~60%を維持するのは非常に難しいです。また、小型加湿器を複数台設置しても運用の手間がかかりすぎるという課題があります。

そこでおすすめなのが「業務用加湿器のレンタル」です。

業務用加湿器なら、湿度50~60%を維持できる加湿能力と衛生性を備え、さらには大容量タンクで給水などの運用負荷も軽減します。何よりも、レンタルならば感染症の流行期だけ導入でき、オフィスの環境や湿度の変化を見ながら必要に応じて加湿能力が異なる機種に入れ替えることも可能です。

無料相談も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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エイトレント株式会社 マーケティング情報本部 マーケティング課

編集チーム

長年の間、当社に在籍する社員が中心となって自社サイトの記事制作を担当。 自社で取り扱っている商品・サービスに関する情報は、社内の関連部署や販売メーカーに確認を行いながら日々サイト情報のアップデートを行っている。

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