床置エアコンのメリット・デメリット │ 業務用・オフィス用の賢い選び方
床置エアコンとは?壁掛け・天井埋め込み型との違い
「床置エアコン」とは、室内機本体を床に直接設置するタイプの空調設備です。冷風・温風が低い位置から出るため、空調効率が非常に高いという特徴があります。
エアコンには、壁掛け型や天井埋め込み型がありますが、これらを設置する際には壁の強度や天井裏に室内機本体を埋め込めるスペースを必要とします。
しかし、床置エアコンの設置にはこれらの制約がなく、工事が比較的容易で導入しやすいため、仮設事務所や天井の高い倉庫などの空調環境を改善するために導入を考える企業が増えています。
【業務用】床置エアコンを導入する3つのメリット
メリット1:大掛かりな設置工事が不要で導入しやすい
壁掛け型や天井埋め込み型は、室内機を支えるために壁や天井の強度に応じた補強や下地処理が不可欠です。
しかし床置エアコンは、一般的な強度の床であれば補強工事は不要です。重い室内機を高所へ持ち上げるリフト作業も必要なく、床に設置するだけです。また、室内機が床面にあるため、室外機とつなぐ冷媒配管用の穴を壁に1箇所開ける程度のシンプルな工事で完了します。
メリット2:足元から直接送風!高天井の空間でも快適
空気には、冷たい空気は下へ、暖かい空気は上へ流れる性質があります。床置エアコンは冷風や温風の吹出口が床面の近くにあり、人が作業している場所に近いところへ直接風を送るため、夏はダイレクトに空間を冷やし、冬は足元からしっかり暖めることができます。
天井が高い空間は総体積が大きく、上部から空調を行うと快適な温度に達するまでに時間がかかります。しかし床置エアコンであれば、作業空間をターゲットに空調を効かせるため、高天井の広い空間でもエネルギーを抑えつつ快適な環境を維持できます。
メリット3:手元で簡単!フィルター清掃などメンテナンスが楽
床置エアコンは、室内機本体が床面に設置されているため、無理のない姿勢で手入れ作業を行えます。脚立を用意する手間や転倒のリスクもなく、思い立ったときにフィルター掃除などのメンテナンスができるため、ニオイやカビの繁殖を防げるほか、製品寿命の長期化や電気代の節約にもつながります。
床置エアコンのデメリットと対策方法
デメリット1:設置スペースが必要でレイアウトに影響する
床置エアコンは、床に直接設置するため、物理的に床面積を占有します。また、室内機本体が視界に入りやすいため、空間のデザイン性においてノイズになりやすい側面があります。
【対策】デッドスペースに配置またはスリム型機種の採用
動線を確保したり、空間に馴染ませたりするには、部屋の隅やくぼみ、収納キャビネットなどの隙間など、デッドスペースに配置するといいでしょう。また、配管を目立たなくするだけでもすっきりとした印象になるので、室内機と室外機を近接させる、もしくは配管化粧カバーを用いるのも効果的です。
ほかにも、省スペース設計のスリム型機種を採用するのも選択肢の1つです。
デメリット2:遮蔽物があると室内の温度にムラが生じやすい
床置エアコンを設置する際、室内機の前には気流を確保するためのスペースが必要です。特に、書庫やパーテーションなどの大型家具を室内機の直線上に配置すると、風が室内に行き渡らず温度にムラが生じやすくなります。
【対策】設置場所の工夫やサーキュレーターとの併用
導入前にレイアウトを確認し、遮蔽物がない、風の通り道を確保できる場所に設置しましょう。
遮蔽物を避けられない場合は、サーキュレーターや大型扇風機を併用することで、空気が撹拌され室内の温度ムラを解消できます。
業務用床置エアコンの選び方 3つのポイント
設置場所に合わせた最適な能力(馬力)
部屋の広さに合った馬力の製品を選びましょう。
また、その空間でどれだけ熱が発生するか(あるいは逃げるか)を基準に決めることも重要です。パソコンが密集するオフィス、熱を発する機械が稼働する工場などでは、実際の広さよりも1~2馬力上の製品が必要です。
ほかにも、大きなガラス窓がある、断熱材を入れていない作業場、天井が極端に高い倉庫などは外気の影響を受けやすいため、気温がピークになるときでも空調が効くよう、余裕を持った選定が不可欠です。
畳 数 | 面 積 | |
3馬力 | 18~24畳 | 約32~43㎡ |
4馬力 | 24~32畳 | 約43~58㎡ |
5馬力 | 30~40畳 | 約54~72㎡ |
6馬力 | 36~48畳 | 約65~87㎡ |
ランニングコストを考慮した省エネ性能
業務用は稼働時間が長いため、初期費用(エアコン本体代・工事費)だけでなく、導入後の運用コストを見越した選定が必要です。
そこで欠かせないのが省エネ性能です。最新機種の中には旧型製品と比べて消費電力を約30~60%節約できるものがあり、ランニングコストの削減を期待できます。
使用したい馬力に対応できる電源の確認
電源には、「単相100V」「単相200V」「三相200V」があります。
単相100Vは3馬力以下、単相200Vは3馬力程度の小型製品向けで使用できる電源で、一般的な家庭用コンセントから取ることができます。
一方、三相200Vは3馬力以上の高馬力製品を使用する際に必須な電源で、家庭用とは別に専用の動力契約が必要になります。
このように3馬力であっても使用できる電源が異なるので、事前にしっかり確認しましょう。
オフィスや現場に最適!床置エアコンを「レンタル」するメリット
高額な初期費用を抑えられる
製品を自社の設備として所有せずに使えるのがレンタルのメリットです。そのため、エアコン本体代といった高額な初期費用を支払う必要がありません。
基本、「経費」として処理が可能
床置エアコンをレンタルすると、原則、減価償却といった煩雑な経理処理が不要です。月々のレンタル料を経費として処理できるケースが多いため、会計管理が非常にシンプルになります。
必要な期間だけ利用できる柔軟性
レンタルの最大のメリットは、現場の状況変化に強い柔軟性です。必要なときに必要な期間だけ利用できるのはもちろん、工期変更に伴う仮設事務所の期間延長や早期撤去が発生しても、継続契約・途中解約が可能です。
故障しても安心のサポート・メンテナンス体制
自社で所有している床置エアコンが故障した際、修理代が高額になることが珍しくありません。しかしレンタルの場合は、通常使用における自然故障であれば代替品への交換または無償修理に応じてもらえるため、突発的な出費を防げます。
レンタル | 購 入 | |
初期費用 | 低額 (別途工事費が必要) | 高額 (本体代+工事費) |
月額費用 | 有(定額) | 無 |
故障時の修理 | 代替品交換・無償修理 (自然故障に限る) | 自己負担 (保証期間外の場合) |
減価償却 | 原則不要 (月額料を経費として処理できるケースが多い) | 必要 (導入費用10万円以上から必要。ただし中小企業者等は30万円未満まで即時経費化の特例あり) |
移転時の処分 | 解約手続き及び返却 | 自費で業者に依頼 |
エイトレントでは、さまざまな馬力の業務用床置エアコンを取り扱っています。製品はスタッフがていねいに整備しているので、いつでも安心・快適にご使用いただけます。ほかにも、多様なニーズに対応できるよう各種冷房機器も用意していますので、ぜひお問い合わせください。
こんな場所におすすめ!業務用床置エアコンのレンタル利用シーン
原状回復を求められる「賃貸オフィス」に
賃貸オフィスにおける最大の懸念点は、退去時の撤去・修繕費用です。床置エアコンは室内機と室外機をつなぐ冷媒配管を通す穴をあけるだけなので退去時の修繕工事が最小限で済みます。
さらにレンタルにすると、退去時はレンタル業者へエアコン本体を返却するだけで完了し、高額な廃棄費用を捻出する必要がありません。
工期が延長・短縮する「建設現場の仮設事務所・プレハブ」に
建設現場の仮設事務所やプレハブは、簡易的な造りであるため強度や断熱性が低く、重い壁掛け型や天井埋め込み型を設置する際は補強工事が必要、また外気の影響をダイレクトに受けやすいため、床に直接設置でき、効率的な空調が可能な床置エアコンが定番です。
また、建設現場はあらかじめスケジュールが決まっています。レンタルであれば着工から竣工までの工期中だけ利用でき、工期が延長・短縮された際も柔軟に契約期間を変更できるため、工期の変動に伴う無駄な経費の発生を防げます。
天井が高い「倉庫・工場」の作業エリアに
天井高が3m以上ある倉庫や工場では、空間全体の空調を行うと膨大なコストがかかります。床置エアコンであれば、人が作業している空間を狙って風を送れるため、必要最小限の馬力で冷暖房が可能です。
さらにレンタルにすることで、「夏だけ導入したい」「繁忙期は台数を増やす」といった季節や繁閑に合わせて台数を増減することもできます。
まとめ:手軽に設置できる床置エアコンはレンタルがいちおし!
床置エアコンは、室内機を床に直接設置する空調設備です。壁掛け型や天井埋め込み型のような大掛かりな設置・補強工事が不要で、手軽に導入できるのが特徴です。
導入後も、脚立いらずで思い立ったらいつでもメンテナンスできるため、清潔性を保ちながら使える点も魅力です。
何よりも、足元からダイレクトに風を送るため、暑い夏も、寒い冬もすぐさま快適温度を実現。天井が高い空間でも効率的に体感温度を整えます。
この床置エアコンを賢く導入する方法が「レンタル」です。
退去時の原状回復費用を最小限に抑えたい「賃貸オフィス」、工期に合わせて柔軟に利用期間を変更したい「建設現場の仮設事務所」、繁忙期や季節に合わせて台数を調整した「工場・倉庫」など、ビジネスのあらゆるシーンでレンタルの利便性が活かされます。
2025年6月の労働安全衛生規則の改正により、職場での熱中症対策が義務化されました。
従業員が安全に働けるよう、エアコンを導入したいが、
「壁掛け型や天井埋め込み型の設置が難しい」
「すでにエアコンは設置しているが温度ムラがある」
「現場の状況変化が多くエアコンの導入を躊躇している」
などお悩みの方は、手軽に設置できる「床置エアコンのレンタル」をぜひご検討してみてはいかがでしょうか。
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