業務用エアコンの種類 導入だけじゃない?コストを抑える賢い導入方法

業務用エアコンの種類 │ 購入だけじゃない?コストを抑える賢い導入方法

業務用エアコンとは?家庭用との違いを解説

業務用エアコンと家庭用エアコンの主な違い

冷暖房機能(パワー)

業務用:「馬力」で表示し、1馬力でカバーできる広さは約4~15畳とされています。最大馬力は10馬力程度が一般的です。

家庭用:「畳数」で表示し、最大でも23畳程度までが主流です。

馬力

事務所・オフィス

店舗

飲食店

1馬力

7~15畳

5~10畳

4~7畳

1.5馬力

14~20畳

10~14畳

6~10畳

2馬力

16~26畳

12~18畳

8~12畳

2.5馬力

22~32畳

16~24畳

10~16畳

3馬力

28~42畳

20~30畳

12~20畳

4馬力

40~58畳

28~42畳

18~28畳

5馬力

48~72畳

36~54畳

22~36畳

6馬力

56~84畳

42~62畳

26~42畳

8馬力

80~118畳

58~86畳

36~58畳

10馬力

100~146畳

72~108畳

46~72畳

施工方法と構造

業務用:天井埋込カセット形、天井吊形、床置形など。複数台の室内機を1台の室外機で対応します。

家庭用:壁掛形が主流で、1台の室内機を1台の室外機で対応します。

電源

業務用:パワーが必要であるため、三相200V(大容量かつ安定して送電する動力電源)を使用するのが一般的で、専用の動力契約が必要になります。

家庭用:家庭用コンセントのような小規模電力向けの電線で送電する単相100V/200Vを使用します。

耐久性

業務用:長時間の連続運転や、不特定多数の人が出入りする際に発生する大量の埃など、高負荷がかかる環境での使用を前提としているため、それに耐えうる堅牢な設計となっています。耐用年数は13~15年。

家庭用:家庭での使用を前提としているため、短時間運転・小空間向けに設計されています。耐用年数は10年(※各メーカーの仕様や使用状況による)。

カフェの店員がエアコンをメンテナンスしている写真

初期費用を抑えようと店舗に家庭用エアコンを設置すると、パワーが足りず十分に機能しない可能性があります。

さらに「耐久性」にも注意が必要です。店舗で家庭用エアコンを使用すると、無理な稼働により短期間で修理や買い替えといった新たな設備投資が発生し、トータルコストで見た場合、大きな損失となるおそれがあります。

業務用エアコンの導入方法は購入だけではない?

機能や耐久性を鑑みたとき、店舗での使用は業務用エアコンが有効と思っても、業務用エアコンの購入には多額の初期費用が必要です。

そこでおすすめなのが「レンタル」です。

レンタルであれば、購入よりも初期費用を抑えられるほか、初期不良や長期レンタルによる原因不明の不具合など、お客様の過失がない故障が発生した際は、無償で修理をしてもらえます。本体交換が必要になっても設置費用のみで済むケースも珍しくありません。

さらに、店舗移転などでエアコンが不要になった際も返却するだけで完結します。廃棄方法を調べたり、廃棄コストを捻出したりする必要もありません。

【形状別】業務用エアコンの主な種類と特徴

天井埋込カセット形:オフィスや店舗で最も一般的なタイプ

特徴

天井に穴を開け、エアコン本体を埋め込むタイプです。正方形や長方形のエアコンパネルのみが天井に露出します。一般的にエアコンパネルには4方向に風が出る吹出口があり、空間の隅々まで風を送れるので温度ムラなく室温を調整できます。製品によっては2方向・1方向のタイプもあるため、空間の形状や目的に合わせて選べます。

ただし、天井裏に本体を埋め込めるスペースが必要です。新規で設置する際は、天井に穴を開ける大がかりな工事をしなければならないため、工事費が高額になります。

こんな場所におすすめ

  • 面積の広い空間(オフィス、店舗、飲食店など)

天井吊形:天井裏のスペースが狭くても設置可能

特徴

エアコン本体を天井に吊り下げて設置するタイプ。本体をボルトとネジで取り付けるので、天井に穴を開けられないテナントや、埋め込むスペースが少ない場合に採用されます。設置工事が天井埋込形よりも容易であるため、すでに完成した物件への後付けがしやすく、リフォームや故障対応時に最適です。

しかし、機器が露出するため、設置場所や天井高によっては圧迫感を感じやすいというデメリットがあります。

こんな場所におすすめ

  • 天井が高い空間(工場、作業場など)
  • 広い場所や長方形の空間(会議室、集会場など)
  • 天井裏に制限(埋め込めない、ダクトが多い)がある空間

壁掛形:家庭用でおなじみのタイプ!工事が比較的容易

特徴

家庭用エアコンのように壁へ設置するタイプで、低コスト・短工期で導入できるのが特徴です。後付けがしやすく、フィルター掃除などメンテナンスも手軽にできます。

一方で、広い空間では風が届きにくく、温度ムラができやすいため、広範囲の空調には不向きです。

こんな場所におすすめ

  • 10畳以下の小規模な空間(オフィス、美容院、飲食店など)

床置形:足元からパワフルに空調!設置も手軽

特徴

エアコン本体を床に設置するため、天井や壁に取り付けが難しい場所に最適です。天井埋込形や天井吊形と比較して設置工事が容易で、施工費用も経済的です。壁際に取り付けられるので、空間の広さや間取りといった制約を気にする必要はありません。

床置形は床面に近い場所から空気を吹き出す特性上、非常に効率的な空気の対流を生み出します。特に冷房時はダイレクトに冷たい空気が届き、暖房時は足元から温かさが伝わっていきます。

また、フィルターの取出口が腰の高さにあるので、メンテナンスのために高い場所へ上る必要がない点も魅力です。

こんな場所におすすめ

  • 天井が高いが室内全体を空調する必要がある空間(工場、倉庫など)
  • 人が座った位置に風を送りたい場合(飲食店、クリニックの待合室など)
  • 移設の可能性がある場所(仮設店舗、プレハブ事務所など)

エイトレントでは、床置形のほか、工事不要で届いたその日から使用できる「スポットエアコン」も豊富に取り揃えています。

必要な場所だけに風を送れるため、「エアコンを修理している間のつなぎに使いたい」といった際に最適です。

ビルトイン形・天井埋込ダクト形:インテリア重視の空間に最適

特徴

エアコン本体が天井裏に完全収納され、空気の吸込口と吹出口のグリルのみが露出するため、運転音が静かで、空間のインテリアを邪魔しません。

設置するには天井裏に十分なスペースが必要で、設置工事・メンテナンスともに比較的費用がかかります。

こんな場所におすすめ

  • デザイン性や高級感を重視する空間(ブランドショップ、ホテルの客室、美術館や博物館など)

失敗しない業務用エアコンの選び方 3つのポイント

ポイント1:設置場所の広さ(馬力)と形状で選ぶ

まずは、空間の広さと構造に最適な「パワー」と「形状」を特定することから始めましょう。

床面積だけで判断せず、天井の高さ、窓の大きさ、人が出入りする頻度によって必要なパワーは変動するので、これらを考慮する必要があります。また、OA機器のような「熱源」が多い環境でも面積以上のパワーを要するので注意が必要です。

空間に合わせた「形状」を選ぶことも大切です。天井が高い倉庫や作業エリアにて人の高さにピンポイントで冷風を送りたい場合は「床置形」、広範囲を冷やしたいが天井裏に埋め込むタイプを導入できない場合は「天井吊形」がおすすめです。

ポイント2:用途と求める機能で選ぶ

どのような空間に設置するかによって、必要となる機能が異なってきます。

例えば、長時間営業の店舗であればエアコンの稼働時間も長くなります。その際は「省エネ機能」は必須です。最新機種の中には旧型製品と比べて消費電力を約30~60%節約できるものもあり、ランニングコストの削減を期待できます。

ほかにも、静かさを求める空間ならば「静音性」、飲食店ならば「耐油性フィルター」、クリニックならば「除菌・空気清浄機能」など、空間に応じた機能で選ぶのもいいでしょう。

ポイント3:導入・運用コストで選ぶ

業務用エアコンを導入すると、さまざまなコストがかかります。

導入時には、本体の購入費に加え、搬入・設置工事費も必要です。また、既存機がある場合は、既存機のフロンガス回収費、撤去費といった廃棄コストも加算されます。

さらに、業務用エアコンの導入費用が30万円を超える場合は、耐用年数に応じて減価償却の手続きを行し、毎年、固定資産税の申告と支払いを行います。また、経理処理にかかる人件費も必要です。

これらにかかるトータルコストを踏まえた上で、製品を選びましょう。

コストを抑える賢い導入方法とは?購入とレンタルの違い

購入

レンタル

初期費用

高額(本体代+工事費)

低額

所有者

自社(自店)

レンタル会社

月額費用

有(定額)

故障時の修理

自己負担(保証期間外の場合)

代替品交換・無償修理

(自然故障に限る)

減価償却

必要

(導入費用10万円以上から必要。ただし中小企業者等は30万円未満まで即時経費化の特例あり)

原則不要

(月額料を経費として処理できるケースが多い)

移転時の廃棄

自費で業者に依頼

返却または契約終了の手続きのみ

審査の有無

購入(資産計上)する場合のメリット・デメリット

購入すると「自社の資産」となるため、移転時や不要になった際の売却などを自社の判断で自由に行えます。また、導入時に一括で支払いを済ませれば、それ以降の月額費用は発生せず、経営上の固定費を削減することができます。

ただし、初期費用が高額で、開店後のキャッシュフローを重視したいときには大きな負担となります。また、故障時や移転時に廃棄処分する際は、自費で対応しなければなりません。さらに、導入費用が30万円を超える場合は減価償却が必要です。

このように購入には、長期的なコストメリットがある反面、故障や税金、管理といった見えないコストと手間をすべて自社で背負う形になります。

レンタル(費用計上)という選択肢のメリット

レンタルの最大の利点は、業務用エアコンを設備として所有するのではなく、快適な環境をつくるためのサービスとして利用できる点です。

そのため、必要なランニングコストは毎月のレンタル料のみです。ほかにも、減価償却といった煩雑な経理処理も不要。毎月のレンタル料をそのまま経費として処理できるケースが多いため、会計管理が非常にシンプルになります。

初期費用を抑えられる

業務用エアコンの導入において最大のハードルとなるのは「高額の初期費用」ですが、レンタルはこのハードルを低くします。

また、エイトレントではレンタル期間中に自然故障した際は、代替品への交換または無償修理で対応し、これらにかかった費用は請求しません。そのような突発的な出費を防げる点も大きなメリットと言えます。

必要な期間だけ利用できる

購入すると故障するまで使うことが基本になりますが、レンタルは状況に合わせた運用が可能です。

例えば、期間限定の出店や仮設店舗で業務用エアコンを導入した場合、購入すると期間終了後、売却処分や廃棄の手間がかかりますが、レンタルならば「使う期間だけ必要な台数を導入。不要になったら返却」という合理的な選択ができます。

以上のことから、レンタルには状況や業態の変更に応じられる柔軟性があり、その都度に合わせた賢い選択ができると言えます。

工事不要の「スポットクーラー」も選択肢に!

「スポットクーラー」のレンタルも選択肢に入れれば、さらに賢く活用できます。

「メインのエアコンが壊れた!今すぐ何とかしたい!」という緊急時にもすぐ対応でき、エアコンが復旧したら返却するだけで済みます。使用しない際の保管場所に困らないのもレンタルならではの大きな魅力です。

まとめ:エイトレントで自社に最適な業務用エアコンの種類を見つけよう

豊富なラインナップから選べる

エイトレントには、さまざまなニーズに対応できるよう多数の業務用エアコンを取り扱っています。製品は専門スタッフがていねいに整備し、大切に保管しているので、いつでも安心してご使用いただけます。ホームページに記載のない製品もありますので、ぜひお問い合わせください。お客様に最適な業務用エアコンがきっと見つかるはずです。

専門スタッフによる最適なプラン提案

エイトレントのレンタルサービスは製品の提供だけではありません。ご依頼いただいた内容をもとに業務用エアコンの調達プランや設置レイアウトなどもご提案します。必要に応じてお打ち合わせも行い、お客様にとって最適なプランを導き出します。設置の際には専門スタッフが帯同するので、お客様のお手を煩わせることがありません。まずはお気軽にご相談ください。

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エイトレント株式会社 マーケティング情報本部 マーケティング課

編集チーム

長年の間、当社に在籍する社員が中心となって自社サイトの記事制作を担当。 自社で取り扱っている商品・サービスに関する情報は、社内の関連部署や販売メーカーに確認を行いながら日々サイト情報のアップデートを行っている。

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