業務用・家庭用エアコンの違い 店舗・オフィス向けの選び方と工事費の相場

【徹底比較】業務用エアコンと家庭用エアコンの違い │ 店舗・オフィス向けの選び方と工事費の相場

店舗やオフィスの開業・移転時には、さまざまな設備を用意する必要があります。その中で「しっかり機能するものを選びたい」、しかし「少しでも初期費用を抑えたい」と考える経営者や担当者は多いでしょう。 その際、空調設備の導入において生じるのが「業務用エアコンと家庭用エアコン、どちらを選ぶべきか?」という選択肢ではないでしょうか。 そこで本記事は、業務用エアコンと家庭用エアコンを徹底比較し、それぞれの違いについて解説します。賃貸テナントにてエアコンを導入する際の注意点やおすすめエアコンも紹介しますので、ぜひエアコン選びのご参考にしてください。

「うちの店にはどっちが必要?」業務用エアコンと家庭用エアコンで迷う理由

家庭用エアコンは本体価格が安く、設置工事も比較的安価で済む一方、業務利用における冷房能力が十分ではありません。業務用エアコンは空間をしっかり冷やせる冷房能力はありますが、本体価格が高額で大掛かりな設置工事が必要となるため、導入のハードルが高く感じられがちです。このような性質の違いが多くの経営者や担当者を迷わせる最大の理由となっています。

ここで、かかる初期費用の安さをとって家庭用エアコンを選ぶと、思わぬ理由から「失敗した」と後悔するケースがあります。

初期費用の安さで「家庭用エアコンの設置」を選ぶと失敗する?

家庭用エアコンを使っている様子

パワーと風量が足りず、空間に温度ムラができる

店舗やオフィスは、一般的な住宅とは環境がまったく異なります。人が頻繁に出入りすることによる外気の流入、パソコンなど業務設備からの発熱、飲食店であれば厨房からの熱など、空調への負荷が非常に高くなります。

この環境では、家庭用エアコンで空間全体をしっかり冷やすことは難しく、エアコンの近くは涼しいのに、少し離れると暑いといった極端な温度ムラが生じやすくなります。

早期の故障リスク

家庭用エアコンの1日あたりの稼働時間は、標準使用期間(10年)に基づき、メーカーで約9時間を想定して設計されています。しかし、店舗やオフィスとなると1日10時間以上、場合によっては24時間連続で稼働させることも珍しくありません。

このようにメーカーの想定を超える使い方をすることで、主要部品の劣化を早め、早期に故障する可能性があります。

想定外の使い方によるフル稼働で電気代が高くなる

前述したとおり、店舗やオフィスと一般的な住宅では環境が異なります。加えて想定外の使い方により冷房能力が追いつかないため、設定温度に達するまでエアコンをフル稼働させる必要があります。

結果として、毎月の電気代が高くなってしまいます。

ひと目でわかる!業務用エアコンと家庭用エアコンの違い

店舗やオフィスといったビジネス環境でエアコンを稼働させた場合、業務用エアコンと家庭用エアコンにはどのような違いがあるのか、8つの項目で比較してみましょう。

比較項目

業務用エアコン

家庭用エアコン

パワーと風の届く範囲

◇最大冷房能力

約28.0kW(約10馬力)

◇風の届く範囲

66~98畳(107~159㎡)

◇最大冷房能力

約9.0kW(約3馬力)

◇風の届く範囲

20~29畳(32~47㎡)

電源の種類と電気工事

三相200V(業務用電源)

専用の電気工事が必要

単相100V/200V(家庭用電源)

電気工事は不要

室内機の形状とデザイン性

天井埋込カセット形、天井吊形、壁掛形、床置形と多彩。空間の広さやインテリアに合わせて選べる。

主に壁掛タイプ。室内機のデザインは各メーカーほぼ同じ。

耐久性と寿命

◇耐用年数

約10~15年

長時間の連続稼働を想定しているため、モーターや熱交換器などに耐久性の高い金属や部品を採用している。

◇耐用年数

約10年

1日数時間や季節利用を想定。長時間にわたる連続稼働で部品が劣化し早期に故障する可能性がある。

機能性

冷暖房、換気、加湿・除湿、自動清掃機能、空気清浄、除菌機能、

AI・人感・温度センサーによる気流制御(省エネ)など多機能

設置工事の規模と工期

床置形の場合、壁に1箇所、排熱ダクト用の穴を開ける簡易な工事で完了。工事時間は2~5時間程度。

天井埋込カセット形・天井吊形の場合、天井裏の配管工事など大掛かりとなるため数日かかる場合がある。

一般的な壁掛タイプ1台であれば、1時間30分~2時間程度。

複数台を設置したり、壁の中や床下に配管を通す場合は半日~1日程度かかる。

初期費用の相場(購入)

5馬力以下:約50万~70万円

6馬力以上:約100万~150万円

6~10畳用:約5万~15万円

14畳用以上:約10万~25万円

ランニングコスト(※)

エアコン単体の月額電気代

約1万2000~1万3000円前後

エアコン単体の月額電気代

約1万8000円前後(30A契約)

※広さ15坪(約50㎡)の小規模オフィスにて、外気温35℃・室内設定温度27℃という条件下で1日10時間・1か月(22日間)エアコンを稼働させた場合の目安です(2026年5月時点)

※実際の電気代は契約する電力会社や地域によって変動します

【詳しく解説】業務用エアコンと家庭用エアコンの違いを徹底比較

上記の表で比較した各項目について、店舗やオフィスの運営でどのような影響があるかを詳しく解説します。

オフィスで業務用エアコンを使っている様子

① パワーと風の届く範囲

業務用エアコンの強みは、圧倒的なパワーと送風能力です。広々としたオフィスや人の出入りが多い店舗、熱源の多い飲食店などでは、家庭用エアコン以上のパワーを有する業務用エアコンが適しています。

パワーだけでなく、大型のファンも搭載しているため、空間の隅々まで風を届けることができ、広い空間でも温度ムラのない快適な環境を作ることができます。

② 電源の種類と電気工事

家庭用エアコンは一般家庭に引き込まれている電源「単相100V/200V」で稼働しますが、業務用エアコンは大きなパワーを供給できる「三相200V」を利用します。

三相200Vを利用するには、電力会社への申請と分電盤の設置を含む電気工事が必要になります。そのため、業務用エアコンを導入する際のハードルになりやすいですが、後述するランニングコストの面で大きなメリットを生みます。

③ 室内機の形状とデザイン性

家庭用エアコンは基本的に「壁掛タイプ」が主流ですが、業務用エアコンはバリエーションが豊富です。

内装によく馴染む天井埋込カセット形のほか、近年は導入やメンテナンスが容易な床置形も注目を集めています。床置形は最小限の設置工事で済むため、初期費用を抑えつつ業務用ならではのパワーも確保できると人気です。

④ 耐久性と寿命

家庭用エアコンは、「1日数時間の稼働」を想定して設計されています。一方、業務用エアコンは1日10時間以上、あるいは24時間連続稼働に耐えうる堅牢な部品を採用しています。

店舗やオフィスで家庭用エアコンをフル稼働させ続けると、コンプレッサーなど主要部品が短期間で故障するリスクが高まります。修理や買い替えの頻度を踏まえると、耐久性の優れた業務用エアコンのほうが費用対効果が高く、長期的な経費削減につながります。

⑤ 機能性

業務用エアコン、家庭用エアコンどちらにおいても、近年、高機能化が進んでいます。フィルターのホコリを取り除く自動清掃機能をはじめ、AIやセンサーが室内の温度ムラや人の活動量などを検知し、風向きや風量を自動で調整する機能を搭載しているモデルもあります。

これらの機能により、業務用エアコンにおいては旧型機種と比較して消費電力を大幅に削減できます。

⑥ 設置工事の規模と工期

家庭用エアコンを1台設置する場合は、壁に穴を開けて室外機とつなぐだけなので1時間30分~2時間程度の工事で終わるケースがほとんどです。

業務用エアコンにおいても床置形であれば、排熱ダクト用の穴を壁に1箇所開けるだけなので、2~5時間程度で完了します。

ただし、天井埋込カセット形は、天井に室内機を埋め込むための開口工事など大掛かりな工事が必要になります。工期が数日に及ぶこともあるため、早めに手配することが不可欠です。

⑦ 初期費用の相場

本体価格と工事費を含めた初期費用は、圧倒的に家庭用エアコンが安く、もっとも出力が大きい9.0kWクラスであっても、1台につき約10万~25万円程度です。

一方、業務用エアコンはパワーが最小のクラス(約1.5〜3馬力)でも、本体代と標準的な工事費を合わせると約30万~50万円、6馬力以上になると100万円を超えることも珍しくありません。

⑧ ランニングコスト

初期費用は家庭用エアコンが圧倒的に安価ですが、ランニングコストに目を向けると状況が変わります。

業務用エアコンを稼働させるために必要な三相200V(業務用電源)は、基本料金は高く設定されているものの、1kWあたりの電気代単価は単相100V/200V(家庭用電源)よりも安いことが多いです。

加えて、業務用エアコンはパワーがあるため、設定温度に到達した後は少ない消費電力で効率よく室温を維持します。そのため同じ広さを冷やす場合でも、業務用エアコンのほうが電気代を抑えられるという特徴があります。

一方、店舗やオフィスにて家庭用エアコンを単相100V/200V電源で稼働させると、業務利用を想定していないため冷房機能が追いつかず、設定温度に達するまで長時間にわたりフル稼働させることになります。常に電力を最大消費してしまい、結果的に月々の負担が大きくなります。

つまり、1日10時間以上、月20日以上稼働させる環境であれば、ランニングコストの面で業務用エアコンを選ぶのが正解と言えます。

【環境別】業務用・家庭用のどちらを選ぶべき?

店舗やオフィスといっても、業種によって室内の環境は大きく異なります。エアコン選びで失敗しないためには、「広さ」だけでなく「室内の熱源の多さ」や「外気の入りやすさ」も考慮することが重要です。

ここでは、3つのビジネス環境別に、業務用エアコンと家庭用エアコンのどちらを選ぶべきかを解説します。

【飲食店・美容室・サロン】人の出入りや熱源が多い環境

熱源が多い調理場の様子

業務用エアコン一択

火を使う厨房がある飲食店や、複数のドライヤーやお湯を同時に使う美容室などは、室内に多くの熱源が存在しています。加えて、人の出入りによって外気が流れ込むため、空調への熱負荷が高い環境です。

このような環境に家庭用エアコンを設置すると、冷房能力が追いつかず、まったく空間が冷えない状態になる可能性があります。無理に設定温度にしようとフル稼働することで、エアコンに近いお客様は寒く、遠いお客様は暑いといった温度ムラが生じる原因にもなります。

お客様にとって快適な環境を提供するためにも、空間全体を素早く適温にし、長時間安定して稼働できる「業務用エアコン」の導入が不可欠です。

【小規模オフィス・物販店】比較的人流と熱源が少ない環境

アパレル店の様子

基本は業務用エアコン。条件次第で家庭用エアコンも視野に

パソコン数台程度の小規模オフィスや、アパレルや雑貨などの物販店は、飲食店や美容室に比べると熱負荷は低めです。そのため、空間が狭く、建物の断熱性が高いのであれば、初期費用を抑えられる家庭用エアコンを選ぶという選択肢もあります。

ただし、前章のシミュレーションでも解説したとおり、「1日の稼働時間が10時間以上」となる場合は、業務用エアコンを選んだほうがコストパフォーマンスが良くなるケースがほとんどです。

「何年間その場所で事業を行うか」で判断しましょう。

【10坪以下の店舗兼住宅】空間によって環境が異なる場合

店舗兼住宅の様子

業務用エアコンと家庭用エアコンの使い分けがおすすめ

店舗兼住宅の場合、各スペースの役割に合わせてエアコンを使い分けるのがベストな選択です。

店舗スペースは、人の出入りが多いため、素早く温度を調整できるパワーを持った業務用エアコンを設置します。特に10坪(約33㎡)以下といった広さであれば、工事が比較的簡単な「壁掛形」や「床置形」を選ぶといいでしょう。

住居スペースには、静音性に優れた家庭用エアコンを設置します。

用途と稼働時間に合わせてエアコンを使い分けることで、快適な空間とランニングコストの最適化を実現できます。

【賃貸テナント必見】エアコン設置前に確認すべき注意点と「原状回復」義務

賃貸物件でエアコンを新たに導入・交換する場合、「賃貸ならではのルール」に注意しなければなりません。事前の確認を怠ると、オーナーや管理会社とのトラブルに発展したり、退去時に高額の費用を請求されたりするリスクがあります。

ここでは、契約・工事前に必ず押さえておくべき重要な確認ポイントについて解説します。

オーナー・管理会社への確認事項

賃貸物件では、入居者が独断でエアコンの設置工事を進めることはできません。工事の手配をする前に、必ずオーナーや管理会社へ連絡し、以下の項目を確認して了承を得る必要があります。

既存エアコンの「設置区分」の確認

物件に最初からエアコンが付いている場合、それが「建物の設備」なのか、前の入居者が置いていった「残置物」なのかを確認しましょう。建物の設備であれば修理や交換の費用をオーナーが負担してくれる可能性があります。しかし、残置物の場合は入居者の自己負担で処分・新設しなければなりません。

追加工事や室外機設置の許可

業務用エアコンを新設する場合、天井を大きく開口したり、配管を通すために壁に穴を開けたりする工事が必要になるケースがあります。そのような追加工事が可能か、また室外機を共有部やベランダに置けるかも確認しましょう。

三相200Vの引き込み可否

業務用エアコンを導入する場合、物件に三相200V(業務用電源)が必要です。物件に三相200Vが引き込まれているのか、また電力量の変更工事が可能かを確認しましょう。建物全体の電気容量の都合上、個別の増設が認められないケースもあるため注意が必要です。

退去時の「原状回復」義務と、それにかかる高額の費用

賃貸物件の多くには、退去時に入居前の状態に戻す「原状回復義務」が定められています。入居中に自分で設置したエアコンは、原則として「入居者の所有物」となるため、退去時には自費で取り外し、天井や壁の穴をふさがなければなりません。

取り外し工事、内装などの原状回復には、坪単価約3万~12万円(物件の規模によって異なる)が目安で、エアコンを廃棄する際は処分費用も別途必要となります。

高額な初期費用を投じて設置しても、退去時には再び高額な費用をかけて撤去するため、大きな資金負担になります。

賃貸テナントにエアコンを設置するなら業務用エアコンの「レンタル」がおすすめ

これまでお伝えしたように、店舗やオフィスでエアコンを導入するには、空間を隅々まで快適にできる「業務用エアコン」がおすすめです。しかし賃貸テナントでは「高額な初期費用」と「退去時の原状回復費用」が発生します。

これらの課題をクリアする方法として、昨今、多くの企業に選ばれているのが「業務用エアコンのレンタル」です。

購入・リース・レンタルの違いとは?

業務用エアコンを導入する手段には「レンタル」のほか、「購入」「リース」があります。それぞれの違いについて比較してみましょう。

レンタル

購入

リース

初期費用

少額


※設置工事費が必要

高額


※本体代+工事費を全額負担

0円


※頭金が必要な場合あり

月々の支払い

定額

定額

所有者

レンタル会社

自社

リース会社

資産計上

原則不要

必要


※導入費用10万円以上から必要。ただし中小企業者等は30万円未満まで即時経費化の特例あり

原則不要

保守・修繕費

不要


※自然故障に限り、代替品交換・無償修理が可

自社負担


※メーカー保証がある場合は除く

自社負担


※全損の場合は契約強制解除となり中途解約違約金が発生

※保守付き契約を除く

契約期間

短期~中期(1日~数か月)

長期(3~7年程度)

途中解約

原則不可

廃棄時の費用

原則不要

自社負担

自社負担


※契約終了時に買取した場合

レンタルなら初期費用を大幅に削減できる

レンタルを活用することで、導入時にかかる初期費用を抑えられ、月々の支払いは定額なのでキャッシュフローを平準化することもできます。

手元にキャッシュを残せるため、その分を仕入れや集客などへの投資に回せるのが大きなメリットです。

短期利用・途中解約・契約延長が可能な柔軟性の高さ

ビジネスの環境は常に変化します。「数年後に店舗を拡大・移転するかもしれない」といった状況は珍しくありません。

リース契約の場合、途中で解約すると残りの契約期間分の料金を一括で支払う必要があります。しかし、レンタルは必要な期間だけ契約し、不要になれば途中解約することが可能です。その逆に、予定より長くその場所で営業することになっても契約延長もスムーズに行えます。

既存エアコンの修理待ちや家庭用ではなかなか冷えない現場には「床置形エアコン」の短期レンタルが最適

業務用エアコンのレンタルは、店舗やオフィスの開業・移転時での活用だけにとどまりません。

酷暑日を記録するような暑い日、突然のエアコン故障や、家庭用エアコンを設置したもののあまりの暑さで空間が冷えない。「このままではお客様もスタッフも大変。何とかしなければ」という事態にもとても役立ちます。

なかでも、「床置形エアコン」の短期レンタルが有効な解決策となります。

床置きエアコンの写真

エアコンが壊れた⁉ そんないざというときの救世主

エアコンが故障すると、夏場の繁忙期は修理業者の予約が取れないなどで、直るまでに数日から数週間かかる可能性があります。空調が効かない環境では、お客様の足が遠のくだけでなく、スタッフの体調不良や設備の熱暴走など、深刻な二次被害を引き起こします。

そんな「今すぐ何とかしたい!」という緊急時に、必要な期間だけ導入できる短期レンタルは、まさに現場の救世主と言えます。

「既存エアコンの修理が完了するまで」「厳しい暑さが過ぎるまで」のつなぎとして導入することで、営業への悪影響を最小限に食い止められます。

室外機分離型で空間全体をしっかり冷却!設置工事もシンプル

緊急時の冷房機器として「スポットクーラー」を思い浮かべる方が多いかと思います。しかし、スポットクーラーが得意とするのは局所的な冷房で、しかも機器本体からの排熱によって室温を上げてしまうため、広い店舗やオフィスの冷却には適していません。

そこでおすすめなのが、室外機分離型である「床置形エアコン」です。設置工事は壁に1箇所、排気ダクト用の穴を開けるだけで完了します。スピーディーに設置でき、空間全体を確実に冷やすことができます。

不要になったら返却するだけ!退去時の原状回復リスクがない

短期レンタルの魅力は、導入のしやすさだけではありません。「既存エアコンの修理が終わった」「酷暑を乗り切れた」といったタイミングで、不要になればすぐ返却できる点も大きなメリットです。

自身で購入したエアコンであれば、不要になった際の処分費用や保管場所に悩まされますが、レンタルならそうしたコストや手間は一切かかりません。

また、設置工事がシンプルな床置形エアコンであれば、撤去時の建物へのダメージも最小限です。賃貸テナントにおける「退去時の原状回復」もスムーズで、想定外の費用を請求されるようなリスクに発展するおそれはありません。

まとめ:店舗・オフィスのエアコン選びは「初期費用」と「柔軟性」で選ぶ

店舗やオフィスのエアコン選びにおいて、初期費用が安いからという理由で家庭用エアコンを導入すると、電気代高騰や早期故障などにより、トータルコストが高くついてしまう場合があります。

ビジネス環境がもたらす高い熱負荷に耐えつつ、空間全体を快適な温度に保つためには、パワーと耐久性に優れた「業務用エアコン」を選ぶのがいいでしょう。

そして、高額な初期費用や賃貸テナントならではの原状回復といった課題をクリアするには「レンタル」、とりわけ「床置形エアコンの短期レンタル」が最適です。

空調設備は、お客様の満足度やスタッフの働きやすさ、ひいては事業利益を左右する重要なインフラです。ビジネス環境や気候に柔軟に対応し、コストパフォーマンスに優れたレンタルを活用し、暑い夏を快適に過ごしましょう。

よくあるご質問

10坪程度の小さな飲食店ですが、初期費用を抑えるために「家庭用エアコン」で代用しても問題ありませんか?

おすすめできません。

飲食店は、厨房の火や湯気、お客様の出入りによる外気の流入などにより、たいへん高温多湿の環境です。加えて、空気中に油分が舞いやすいため、家庭用エアコンでは早期にフィルターの目詰まりが生じます。そうなると、10坪程度であっても家庭用エアコンではパワーが追いつかず、常にフル稼働の状態が続きます。結果、電気代が高くなる、コンプレッサーが故障するといった事態に陥りやすく、かえって割高になるケースがほとんどです。

飲食店では店舗の規模を問わず、業務用エアコンの導入をおすすめします。 

賃貸テナント物件に業務用エアコンを設置する場合、退去時の「原状回復」義務はありますか?

原則として、原状回復義務が生じます。

入居者様が自身の費用で設置したエアコンは、入居者様の所有物となるため、退去時には自費で取り外し、壁や天井の穴埋めなどの修繕を行う必要があります。

店舗に業務用エアコンの電源(三相200V)が引き込まれていない場合、設置はできないのでしょうか?

三相200V(業務用電源)を引き込む電気工事を行えば設置できます。

賃貸物件の場合は、事前にオーナーや管理会社に許可を得てから、電力会社へ工事の申請をしてください。

もしも、建物の構造上の理由などにより三相200Vの引き込み工事ができない場合は、担当者にご相談ください。現地調査の上、ご提案させていただきます。

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エイトレント株式会社 マーケティング情報本部 マーケティング課

編集チーム

長年の間、当社に在籍する社員が中心となって自社サイトの記事制作を担当。 自社で取り扱っている商品・サービスに関する情報は、社内の関連部署や販売メーカーに確認を行いながら日々サイト情報のアップデートを行っている。

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